テスラ「Cybercab」日本初公開 ハンドル・ペダルなし、国内運行は未定

ハンドルやペダルを持たない無人タクシー専用車の登場を表したイメージ ガジェット

テスラの無人タクシー専用車「Cybercab(サイバーキャブ)」が、日本で初公開されました。

最大の特徴は、ハンドルもアクセル・ブレーキペダルもない2人乗りであること。東京・大阪・名古屋の4会場を9月28日まで巡回します。

ただし、今回始まったのはあくまで実車展示です。米国ではCybercabによる乗車サービスが始まっていますが、日本での運行時期はまだ決まっていません。

ハンドルもペダルもない2人乗り

Cybercabは、人が運転することを前提にせず、無人タクシー用として設計された車両です。

車内には2人分の座席がありますが、ステアリングホイール、アクセルペダル、ブレーキペダルはありません。左右には上方へ開くバタフライドアを採用し、大型タッチスクリーンを備えています。

Teslaの公式FAQでは、車両はカメラなどを使って自律走行し、乗客はタッチスクリーンから空調や音楽などを操作できると案内されています。

走行を途中で終えたい場合は、画面の「Pull Over」やアプリ、車内のSTOPボタンから安全な場所への停車を要求する仕組みです。

9月28日まで4会場を巡回

Tesla Japanの「Cybercab Japan Tour」は9月11日に東京・青山で始まりました。

会場 展示期間
OMAKASE 青山ガーデン byGMO 9月11日〜14日
テスラ グランフロント大阪 9月17日〜20日
テスラ名古屋則武 9月22日〜23日
テスラ新宿 9月26日〜28日

Tesla Japanは9月5日の発表で、Cybercabを「日本初公開」と案内しています。

実物を見られる機会が全国4会場へ広がる形です。

日本初公開でも「国内導入決定」ではない

ここで区別しておきたいのが、日本初公開と日本での運行開始は別という点です。

Tesla Japanが正式に発表しているのは、今回の巡回展示です。日本でRobotaxiとしてサービスを始める時期や地域は発表されていません。

読売新聞は9月11日、日本国内での運行について現時点では未定と報じています。

Cybercabが日本へ持ち込まれたからといって、「まもなく日本でも無人タクシーが走り始める」とまでは言えません。

Cybercabは日本では4会場で展示され、米国オースティンでは限定地域で乗車サービスが提供されている一方、日本での運行時期は未定であることを示す図

米国ではオースティンの限定地域で提供

一方、米国では日本より一歩先へ進んでいます。

TeslaのCybercab公式FAQでは、Cybercabによる乗車サービスが現在、テキサス州オースティンの限定された地域で利用できると案内されています。

Tesla Japanが9月5日に日本初公開を発表した時点では「米国ではすでに量産が始まり、Robotaxiサービスの車両として順次導入予定」と説明していました。

その後、実際に利用者を乗せる段階へ進んだことになります。

つまり現在のCybercabは、

  • 日本:実車を巡回展示
  • 米国・オースティン:限定地域で乗車サービスを提供

という違いがあります。

ネットでは「ハンドルなし」への驚き

海外のネット上では、ハンドルやペダルを完全になくした設計そのものが話題になっています。

Redditでは9月8日、米国でCybercabを目撃した投稿が62票を集めました。コメントでは「本当にハンドルもブレーキペダルもないのか」と驚く声や、安全性を不安視する声が見られます。

9月5日に投稿されたオースティンでの実乗レビューも17票を集め、既存のTesla車で提供されているFSDとの違いなどが議論されました。

いずれも個別コミュニティでの反応であり世論全体を示すものではありませんが、「運転操作を人間から完全に外した車」をどう受け止めるかがCybercabの注目点になっています。

次は「展示」から「運行」へ進むか

Cybercabの日本初公開は、テスラが描く無人移動サービスを実物で確認できる機会です。

一方、日本でのサービス開始時期はまだ決まっていません。

次に大きなニュースになるのは、テスラが日本向けRobotaxiの運行地域や開始時期を正式に示したときでしょう。

参照した一次情報

参照した報道

参照したネット反応

タイトルとURLをコピーしました